語呂合わせから生まれた記念日
虫の日は、毎年6月4日の記念日です。「む(6)し(4)」と読む語呂合わせから、この日付が選ばれました。
申請したのは、解剖学者の養老孟司です。日本記念日協会に申請され、2018年に認定・登録されました。
源流とされるのは、日本昆虫クラブが1988年に提唱した同じ名前の記念日です。このクラブを設立したのは、名前にも「虫」の字をもつ漫画家の手塚治虫らです。
虫とはどんな生き物か
ふだん「虫」と呼んでいる生き物には、昆虫のほかにクモやダンゴムシなども含まれます。このうち昆虫は、体が頭・胸・腹の三つに分かれ、胸に6本の脚をもつのが特徴です。羽をもつものも多くいます。
虫がすむ場所は、森や草原、水辺から家の周りまでさまざまです。役割もいろいろで、花の蜜を吸いながら花粉を運ぶもの、落ち葉や枯れ木を分解するもの、ほかの生き物のえさになるものなどがいます。こうした働きを通じて、虫は自然のつながりを支えています。
同じ身近な虫でも、種類が違えば姿や暮らし方は大きく異なります。
身近な草むらで虫を探す
6月は草木が茂り、多くの虫が活発に動く時期です。公園の植え込みや道ばたの草むらで、葉の裏や花の上をのぞいてみてください。
見つけた虫は、捕まえずにその場で観察するだけでも十分です。脚の数や体の分かれ方を確かめ、写真やスケッチで記録しておくと、あとで図鑑と見比べられます。