「百十」を日付に読んだ記念日
百十郎の日は、岐阜県各務原市で日本酒を造る蔵元、株式会社林本店が制定した記念日です。日本記念日協会にも認定されています。同社の日本酒ブランド「百十郎」の魅力を多くの人に知ってもらうことを目的としています。
日付は、1月10日の「1」と「10」を並べた「110」が、「百十郎」の「百十」と読めることから選ばれました。
ブランド名は、明治から昭和にかけて地元で活躍した歌舞伎役者、市川百十郎氏の名に由来します。地元ゆかりの人物の名を、酒の名前として受け継いでいるのがこのブランドの特徴です。
歌舞伎の隈取をあしらった日本酒
日本記念日協会の説明によると、「百十郎」のラベルには、歌舞伎独特の化粧法である隈取が取り入れられています。また、海外では「one ten」の名で親しまれているそうです。「百十」をそのまま英語にした呼び名です。
隈取は、歌舞伎役者が顔に施す化粧の一つです。白く塗った顔に紅や藍などの線を描き、役柄の性格や力強さを表します。線の色や形によって、正義の側の人物なのか敵役なのかといった違いも示されます。舞台を離れても、ひと目で歌舞伎を思い起こさせる意匠として知られています。
ラベルの隈取に目を留めて
1月10日には、酒販店や飲食店で「百十郎」の瓶を探して、ラベルに描かれた隈取の色や線を眺めてみてください。20歳以上の人なら、地元ゆかりの歌舞伎役者の名を思い浮かべながら、自分の飲める量で一杯味わえます。