法律で決まる年内最後の執務日
官公庁御用納めは、特定の団体が記念日として定めた日ではありません。国の行政機関の休日を定めた法律から、おのずと決まる日です。
「行政機関の休日に関する法律」では、12月29日から翌年1月3日までを行政機関の休日としています。そのため、休みに入る前日の12月28日が、その年に業務を行う最後の日になります。
ただし、12月28日が土曜日や日曜日にあたる年は、その日がもともと休日です。その場合は直前の平日が実際の最終執務日になります。「原則として」と付くのはこのためです。
「御用納め」という言葉
「御用」は、もともと公の仕事や役所の仕事を指す言葉です。「御用納め」は、役所がその年の仕事を終えることを表します。官公庁以外の会社や団体では、同じ意味で「仕事納め」と呼ぶのが一般的です。
年末年始の休日が明けた翌年1月4日からは、業務が再開されます。こちらは「御用始め」と呼ばれます。1月4日が土曜日や日曜日にあたる場合は、その後の平日が最初の執務日です。
御用納めの日は、窓口業務や書類の受け付けが年内の区切りを迎える日でもあります。年末に手続きを控えている人にとっては、日程を組むときの目安になります。
年内の手続きは窓口の日程を確かめて
年内に役所で済ませたい届け出や申請があるなら、窓口が開いている最終日を先に確認しておきます。役所のウェブサイトなどで年末年始の受付日と時間を調べ、必要な書類をそろえてから出かけましょう。