「襟を正す」月と成人の日に由来
半襟の日は、京都半衿風呂敷和装卸協同組合が定めた記念日で、日本記念日協会にも認定されています。
1月15日が選ばれた理由は二つあります。一つは、1月が一年の最初の月であり、気持ちを新たにする「襟を正す」という言葉に通じること。もう一つは、1月15日が長いあいだ「成人の日」として親しまれてきたことです。成人の日には晴れ着で出かける人が多く、和装と深く結びついた日でした。
制定者は、この日を通じて着物文化を盛り上げ、半襟の需要を高めることを目指しています。
半襟とはどんなものか
半襟は、着物の下に着る長襦袢(ながじゅばん)の襟に縫い付ける布です。着物を着たとき、首元で着物の襟の内側から細くのぞいている部分が半襟にあたります。
役割は主に二つあります。まずは、汗や皮脂、化粧などの汚れから襦袢の襟を守ること。半襟は取り外して洗ったり付け替えたりできるので、襦袢を清潔に保ちやすくなります。
もう一つは、装いを彩ることです。礼装では白の半襟が基本とされますが、普段のおしゃれ着では色柄物や刺しゅう入りのものなども使われます。見える面積は小さくても、顔の近くにあるため、着物全体の印象を左右する部分です。素材には絹のほか、木綿や化学繊維などがあります。
半襟を一枚選び、付け替えてみる
長襦袢を持っているなら、半襟を新しいものに付け替えてみましょう。呉服店や和装小物の売り場には、白のほかに色柄や刺しゅうの入った半襟も並んでいます。着物と並べて合わせ方を考えながら、一枚選んでみてください。