品川を出港した日にちなむ記念日
咸臨丸出航記念日は1月13日です。安政7年1月13日、幕府の軍艦・咸臨丸が品川を出港したことにちなんでいます。西暦では1860年2月4日にあたりますが、記念日には現在の暦に換算した日付ではなく、出港当時の暦の日付がそのまま使われています。
咸臨丸は、日米修好通商条約の批准使節に随伴する艦として送り出されました。艦長は勝海舟(勝麟太郎)で、福澤諭吉らも乗り組んでいました。のちに広く名を知られる人物が同じ船に乗り合わせていたことも、この航海がよく語られる理由のひとつです。
太平洋を渡った幕府の軍艦
咸臨丸は、江戸幕府が保有していた軍艦です。このときは品川を出て太平洋を横断し、アメリカ西海岸のサンフランシスコへ渡りました。
条約の批准とは、国と国との取り決めを正式に確かめる手続きのことです。咸臨丸は、その使節に随伴する役目を担っていました。外交のために送り出された船に乗り、人々は海の向こうの土地を実際に訪れたことになります。
地図で航路をたどる
地図や地球儀を用意して、品川からサンフランシスコまでを指でたどってみてください。あいだに広がる太平洋の大きさを確かめると、この航海の距離を実感しやすくなります。