六代目当主の宣言から生まれた記念日
「適サシ肉」の日は、株式会社WDI JAPANが制定しました。同社は、東京・浅草の老舗すき焼き店「ちんや」を現在運営している会社です。
日付は、当時「ちんや」の六代目当主だった住吉史彦氏の宣言に由来します。2017年1月15日、住吉氏は自店で過剰な霜降肉を使うのをやめ、適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言しました。この肉が「適サシ肉」です。
日本記念日協会の説明によると、「適サシ肉」は住吉氏の造語です。言葉は運営会社が商標登録をしています。記念日の目的は、「適サシ肉」のおいしさを多くの人に味わってもらうことです。
「サシ」と霜降り肉
「サシ」とは、牛肉の赤身の中に細かく入った脂肪のことです。白い脂が網目や霜のように散って見えることから、こうした肉は「霜降り肉」と呼ばれます。
サシの入り方は、牛肉を選ぶときの目安のひとつとして広く使われています。一般に、サシが多い肉はやわらかく、脂の甘みを感じやすいとされます。一方、赤身の多い肉は、肉そのものの味わいを感じやすいとされます。
「適サシ肉」という言葉が目を向けているのは、霜降りの多さよりも、そのほどよさです。
精肉売り場で、サシの入り方を見比べる
1月15日にすき焼きを作るなら、精肉売り場でパックごとのサシの入り方を見比べてみてください。赤身と脂の割合が違う肉を2種類買って、食べ比べてみる方法もあります。