由来
アト秒の日は、国立大学法人東京大学のアト秒レーザー科学研究機構が制定した記念日で、日本記念日協会に認定されています。
アト秒は時間の単位で、10のマイナス18乗秒を表します。この「10」と「18」を月と日に当てはめて、10月18日が記念日になりました。
光源技術の進歩により、100アト秒を切るきわめて短いパルス光を作れるようになりました。これによって、物質を構成する電子の動きを調べられるようになっています。この記念日は、アト秒科学の可能性と重要性を広く知ってもらうために設けられました。研究の広がりが期待される分野には、物質科学、生命科学、電子工学、医療などが挙げられています。
アト秒という時間
アト秒は、私たちがふだん意識する時間とはかけ離れた、ごく短い時間です。原子や分子の中の電子はとても速く動くため、その変化を追うには、これほど細かな時間の目盛りが必要になります。
速い動きを撮るとき、カメラはシャッターを短く切ったり、ストロボを使ったりします。パルス光は、その役目を光の点滅で果たします。光る時間が短いほど、細かな瞬間を切り取れます。アト秒の長さのパルス光を使えば、電子の振る舞いをコマ送りのように調べられます。
単位の接頭語を並べてみる
小さな量を表す接頭語には、ミリ、マイクロ、ナノ、ピコ、フェムトがあり、その次にアトが続きます。この順番を紙に書き出してみてください。書き出したら、それぞれの接頭語が使われている例を、身の回りやニュースから一つずつ探してみましょう。