処刑の日と伝わる3月29日
3月29日は、八百屋お七にちなむ日です。記念日として定めた人や団体、制定された年はわかっていません。
日付の由来は、この日がお七の処刑された日と伝えられていることです。罪は放火で、時期は江戸時代の天和3年(1683年)とされています。
物語として語り継がれたお七
八百屋お七の名は、井原西鶴の「好色五人女」などの作品を通じて広まりました。放火の罪で処刑されたと伝わる話が文学として描かれたことで、多くの人に知られるようになったといえます。
お七の話は火事と深く結びついているため、防火の話題で取り上げられることもあります。東京消防庁も「ぼやで身を焼く八百屋お七」という題で、お七の話を紹介しています。江戸時代に語られた話が、いまの防火の呼びかけにも使われているわけです。
家の火の元を確かめる
お七の話にちなんで、この日は家の中の火の元を見直してみてください。コンロのまわりや暖房器具の近くに、燃えやすい物を置いていないかを確かめます。住宅用火災警報器があれば、点検用のボタンを押して、音が鳴るかを確認します。