由来
世界点字デーは、国連総会が2018年に定めた国際デーです。1月4日という日付は、点字を考案したルイ・ブライユの誕生日にちなんでいます。
この日の目的は、点字が果たしている役割の大きさを広く知ってもらうことです。点字は、視覚に障害のある人が文字を読み書きするための手段です。国連広報センターも、この日を点字の重要性への理解を深める日として紹介しています。
点字とはどんな文字か
点字は、紙などの表面に小さな盛り上がった点を並べ、その組み合わせで文字や数字、記号を表します。目で見て読むのではなく、指先で点に触れて読み取る文字です。
書くときは、点字器と呼ばれる道具で紙に点を打ち出すほか、点字用のタイプライターやプリンターも使われます。使われる場面も、本や書類に限りません。案内表示や日用品にも点字があります。
日本の街なかにも、点字は意外に多くあります。エレベーターの階数ボタン、駅の券売機や階段の手すり、公共施設の案内板などがその例です。缶入り飲料のふたの近くや、家電製品の操作ボタンに付いていることもあります。点字があることで、視覚に障害のある人が自分で情報を確かめ、行動しやすくなります。
身の回りの点字を探す
この日は、ふだん通る場所で点字を探してみましょう。エレベーターのボタンや駅の手すり、手元の缶飲料などに、点の並びが見つかることがあります。見つけたら指先でそっと触れ、点の大きさや間隔を確かめてみてください。