王国憲章への署名を記念する日
王国記念日は、オランダ王国憲章への署名を記念する日です。1954年12月15日、ユリアナ女王がハーグの騎士の館でこの憲章に署名しました。12月15日という日付も、この署名の日にちなんでいます。
オランダの公式の祝日ではありませんが、この日は政府の主要な庁舎に国旗が掲げられます。また2008年からは、新たにオランダ国籍を得る人のための帰化式典もこの日に行われています。
オランダ王国と王国憲章
「オランダ王国」と聞くとヨーロッパのオランダを思い浮かべがちですが、実はそれだけを指す言葉ではありません。王国は、オランダと、カリブ海にあるアルバ、キュラソー、シント・マールテンの4つの構成国からなっています。
王国憲章は、これらの構成国がどのような関係で一つの王国をなすのかを定めた基本的な取り決めです。各構成国がそれぞれ自治を持つ一方で、外交や防衛などは王国全体にかかわる事柄として扱われます。
署名の場となった騎士の館は、ハーグの政治の中心部に建つ歴史的な建物です。国王が議会の開会にあたって演説を行う場所としても知られています。
地図でカリブ海の構成国を探す
12月15日には、世界地図を開いてアルバ、キュラソー、シント・マールテンの位置を探してみてください。ヨーロッパのオランダから大西洋を越えた先にある島々を確かめると、一つの王国が遠く離れた土地にまたがっていることが実感できます。