「0820」を「オヤジ」と読む記念日
親父の日は、大阪市に本拠を置く株式会社トップコーチングスタジアムが制定した記念日で、日本記念日協会に認定されています。
同社は「コーチ型親父塾」を主宰し、「コーチ型親父のすすめ」を提唱しています。どちらも、ファミリービジネスの事業承継や組織の世代交代を賢く進めるための取り組みです。そうした考え方を広めるために設けられたのが、この記念日です。
8月20日という日付は、「0820」を「親父(オヤジ)」と読む語呂合わせから選ばれました。
ファミリービジネスと事業承継
ファミリービジネスとは、創業家の一族が経営や所有に深く関わる企業のことです。親から子へ、家業として引き継がれていく形がよく見られます。
この引き継ぎにあたるのが事業承継です。経営者が会社の経営や資産を次の世代へ渡すことを指し、後継者を決めて育てることや、経営の考え方、取引先との関係を受け渡すことも含まれます。そのため、時間のかかる取り組みです。家族のあいだで引き継ぐ場合は、仕事上の関係と親子の関係が重なります。そのぶん、話し合いの進め方そのものが課題になることもあります。
コーチングは、指示や命令で動かすのではなく、問いかけや対話を通じて相手の考えや行動を引き出す関わり方です。「コーチ型親父」という名前にも、この「コーチ」が含まれています。
家業の引き継ぎについて親子で話す
家業がある家庭なら、この日に後継ぎや今後の経営について親子で話す時間をとってみてください。親の側は、自分の考えを伝える前に、まず子どもの考えを尋ねるところから始めます。まだ具体的な準備をしていなければ、公的機関が出している事業承継の案内に目を通し、話し合いの材料にします。