由来
ぬか漬けの日は、ぬか漬けの普及活動を行う業界団体、日本いりぬか工業会が制定しました。日本の伝統的な発酵食品であるぬか漬けの文化を次の世代へ伝え、健康的な食生活の普及と食文化の継承につなげることが目的です。
5月8日という日付には、いくつかの理由が重なっています。まず5月は、ぬか床の発酵が安定する季節です。旬の野菜も多く出回り始めるため、ぬか漬けを漬けるのに最適な時期と考えられています。8日は、米ぬかの「米」の字の下半分が漢数字の「八」に似ていることにちなみます。さらに「ご(5)は(8)ん」の語呂合わせもあります。キャッチフレーズの「ごはんにぬか漬け」には、家庭の食卓でぬか漬けを楽しんでほしいという制定者の想いが込められています。
ぬか漬けとは
ぬか漬けは、米ぬかに塩と水を混ぜた「ぬか床」に野菜を漬け込んで作る漬物です。米ぬかは、玄米を精米するときに出る外皮や胚芽の部分です。ぬか床の中では微生物の働きで発酵が進み、漬けた野菜に独特の風味と酸味が加わります。
よく漬けられるのは、きゅうり、なす、大根、にんじん、かぶなど。ぬか床は毎日かき混ぜて手入れをしながら、繰り返し使い続けるのが一般的です。家庭ごとに味が異なるのも、ぬか漬けの特徴のひとつです。
ごはんに、ぬか漬けを一品
5月8日の食卓に、ぬか漬けを一皿添えてみてください。店頭で旬の野菜を選び、きゅうりやなすを買って漬けてみるのもひとつの方法です。ぬか床がなくても、市販のぬか漬けを炊きたてのごはんと一緒に味わえます。