由来
村杉温泉は新潟県阿賀野市にある温泉地です。開湯700年の歴史をもち、全国有数のラジウム温泉として知られています。この記念日を制定したのは、村杉温泉の老舗旅館、風雅の宿「長生館」です。記念日は日本記念日協会に認定されています。
同館には4000坪の大庭園があり、ロビーや客室、露天風呂などからも眺めることができます。四季折々の自然の情景を映し出すこの庭の魅力を、より多くの人に知ってもらうことが記念日の目的です。
日付には2つの理由があります。ひとつは、10月末ごろから大庭園の紅葉が美しくなること。もうひとつは、「大庭園」を「大(0)きな庭(28)」と読む語呂合わせです。この2つが重なる10月28日が選ばれました。
旅館の庭園と「眺める」楽しみ
日本の旅館には、建物と一体になるように庭を設けたところが多くあります。こうした庭は、歩いて巡るだけでなく、室内や湯船から眺めることも考えて作られています。窓や縁側の枠を通して見ると、庭がひとつの景色として切り取られます。
庭の木々や草花は、季節ごとに姿を変えます。春の新緑、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬の雪景色。同じ場所でも、訪れる時期によって印象はずいぶん変わります。紅葉の時期には葉が少しずつ色づき、庭の色合いも日ごとに移っていきます。
紅葉の庭を座って眺める
10月28日の前後に、近くの庭園や寺社へ、色づき始めた木々を見に出かけます。ひと通り歩いて回ったら、縁側や休憩所に腰を下ろし、座った位置から同じ庭を眺めます。立って見たときと比べて、景色の切り取られ方がどう変わるかを確かめます。