黄ぶなの日の由来
黄ぶなの日は、栃木県宇都宮市の黄ぶな推進協議会が制定した記念日です。日本記念日協会の認定も受けています。
ねらいは、郷土玩具の「黄ぶな」をきっかけに、宇都宮の文化や風習、民話、文化財などへ多くの人に関心を持ってもらうこと。商店や街の活性化に役立ててもらうことも目指しています。協議会は、黄ぶなにまつわるさまざまな商品の開発にも取り組んでいます。
日付の9月27日は、「き(9)ぶ(2)な(7)」と読む語呂合わせから選ばれました。
郷土玩具「黄ぶな」とは
黄ぶなは、宇都宮市に江戸時代から伝わる郷土玩具です。鮒(ふな)をかたどった張り子人形で、ふっくらとした胴体が黄色に塗られています。
張り子は、型に紙を貼り重ねて形を作る技法です。軽く、丸みのある仕上がりになり、各地の郷土玩具に使われています。
顔は赤く塗られていて、この赤には厄除けや疫病退散の意味が込められています。そのため黄ぶなは正月に玄関や神棚に祀られ、暮らしの中の縁起物として受け継がれてきました。黄色い胴に赤い顔。この組み合わせが、ひと目で黄ぶなとわかる目印になっています。
黄ぶなを手に取り、宇都宮の風習を知る
郷土玩具を扱う店や制定者の公式サイトで、まずは黄ぶなの姿を確かめてみましょう。宇都宮を訪れる機会があれば、黄ぶなにまつわる商品を探したり、正月の飾り方などの風習を地元の人に聞いてみたりするのも一つの方法です。