御嶽山噴火災害の日に定められた記念日
「信州 火山防災の日」は、長野県が制定した記念日です。日付は、2014年(平成26年)9月27日に発生した御嶽山の噴火災害に由来します。この噴火では多数の登山者が巻き込まれ、甚大な被害が出ました。
日本記念日協会の説明によると、長野県は浅間山、御嶽山、焼岳、乗鞍岳などを抱える全国有数の火山県です。過去にも幾度となく火山災害に見舞われてきました。
記念日の目的は、まず御嶽山噴火災害を風化させないことです。そのうえで、火山防災への意識を高め、防災対策を続けていくことを目指しています。また、火山とその周辺地域の魅力を発信し、地域振興につなげることもねらいのひとつです。
火山とともに暮らすということ
火山が噴火すると、噴石や火山灰、溶岩などによって人や建物に被害が出ることがあります。はっきりした前触れがないまま噴火する場合もあり、登山中の人が巻き込まれる危険もあります。
一方で、雄大な山の景色や温泉も、火山がつくり出したものです。多くの人を引きつける、地域の大切な財産でもあります。火山の恵みを楽しみながら、危険にも備えていく。火山のある地域では、その両方を考えることが欠かせません。
登山の前に火山の情報を確かめる
火山のある山へ出かける予定があれば、出発前に公的機関が発表している火山の情報を確認しておきましょう。登山計画を家族や関係先に伝えておくことも、もしものときの備えになります。自分の住む地域や旅行先の近くに火山がある場合は、自治体の防災マップで避難の方法を確かめておくこともできます。