発掘調査の報道に由来する日
9月25日は藤ノ木古墳記念日です。奈良県斑鳩町にある藤ノ木古墳では、1985年に第1次発掘調査が行われました。その成果が報道されたのが1985年9月25日で、これが日付の由来になっています。
斑鳩町も、9月25日を「藤ノ木古墳の日」としています。町は、発掘調査から40周年を迎えたことも伝えています。ただし、記念日の制定者や制定年ははっきりしていません。
古墳と発掘調査
古墳は、土を盛り上げてつくられた古い時代の墓です。地域の有力者を葬るために築かれたと考えられています。形はさまざまで、丸いもの、四角いもの、そして前方後円墳と呼ばれる鍵穴のような形のものなどがあります。
古墳の内部には、遺体を納めた棺や、一緒に埋められた品々が残っていることがあります。発掘調査では、こうした遺構や遺物を記録しながら、少しずつ掘り進めていきます。出土品の素材や作り方は、当時の技術や、ほかの地域とのつながりを知る手がかりになります。文字による記録が少ない時代を知るうえで、古墳の調査は大切な情報源です。
発掘の成果を、町の案内でたどる
9月25日には、斑鳩町の公式サイトで藤ノ木古墳の紹介を読んでみてください。近くの博物館や資料館で考古学の展示を見て、古墳から出土した品を間近で確かめることもできます。