「干」の字を分けた日付
ひものの日は、ひもの専門店「塩干の太助」を運営する株式会社太助(本社:愛知県名古屋市)が制定した記念日です。日本記念日協会に認定されています。
制定者によると、日本の伝統食品である干物をより多くの人に知ってもらい、実際に食べてもらうことが目的です。
日付は、干物の「干」という漢字にちなんでいます。「干」を分解すると「一」と「十」。そこから1月10日が選ばれました。
干物とはどんな食品か
干物は、魚介類を干して水分を減らした食品です。多くの場合、魚を開くか丸のままの状態で塩をふる、あるいは塩水に漬けてから乾燥させます。水分が抜けることで日持ちしやすくなるため、冷蔵設備のない時代から各地で保存食として作られてきました。
代表的なのは、腹や背から開いて干す「開き」と、魚をそのままの形で干す「丸干し」です。ほかにも、短時間だけ干して身のやわらかさを残す「一夜干し」や、みりんなどの調味液に漬けてから干す「みりん干し」があります。干し方も、日光と風に当てる天日干しのほか、機械で乾燥させる方法があります。
食べ方は、焼き網やグリル、フライパンで焼くのが一般的です。焼いた身をほぐして、ご飯に混ぜたり、茶漬けや和え物に使ったりすることもあります。
干物を一枚焼いて食卓に
1月10日の食事に、干物を一枚選んで焼いてみてください。アジの開きやホッケ、サバなど、普段あまり手に取らない魚を選ぶと、身の厚さや塩加減の違いがよくわかります。