林春斎の誕生日に由来
日本三景の日は、毎年7月21日。日本三景観光連絡協議会が2006年に制定した記念日です。
日付は、江戸時代の儒学者・林春斎の誕生日にちなみます。春斎は1618年7月21日生まれ。著書の中で、松島・天橋立・宮島の三か所を「三処奇観」と記しました。三つの景勝地をひとまとめにして評したこの記述が、日本三景の由来とされています。
松島・天橋立・宮島とは
日本三景はいずれも、海と陸が織りなす景色で知られる場所です。
宮城県の松島では、湾内に大小の島々が浮かび、島の上には松が生えています。点在する島々の眺めは、遊覧船からも高台からも楽しめます。
京都府の天橋立は、湾を横切るように細長い砂州が延び、その上に松並木が続く場所です。海の上に一本の道が架かっているように見えるのが特徴です。
広島県の宮島は、海の中に建つ大きな鳥居や、海上に張り出すように建てられた社殿で知られる島です。潮の満ち引きによって、景色の印象が変わります。
三か所は東北、近畿、中国地方と、それぞれ離れた場所にあります。松のある海辺の景色という共通点を持ちながら、地形の成り立ちは三者三様です。
三つの景色を地図で見比べる
日本三景の日には、地図や航空写真で三か所の地形を見比べてみるのも一案です。島が散らばる松島、砂州が延びる天橋立、海に鳥居が立つ宮島。上から眺めると、形の違いがよくわかります。実際に訪れる計画があるなら、各地の観光案内で見どころや交通手段を確かめておくと、行き先を選びやすくなります。