「源泉のかけ流し」を宣言した日
この記念日を制定したのは、大分県竹田市の長湯温泉旅館組合です。日本記念日協会の説明によると、長湯温泉は古くから名湯として知られてきた温泉地です。「日本一の炭酸泉」とも言われる泉質の良さと、源泉かけ流しの魅力を多くの人に知ってもらうことが目的とされています。
日付は、同組合が2006年5月24日に「源泉のかけ流し」を宣言したことに由来します。湯をどう扱うかを温泉地として打ち出した日を、そのまま記念日として残した形です。
源泉かけ流しと炭酸泉
源泉かけ流しは、湧き出た温泉の湯を浴槽に注ぎ、あふれた分をそのまま流していく入浴の方式です。浴槽の湯をろ過して繰り返し使う循環式とは違い、源泉からの新しい湯で絶えず入れ替わっていきます。
炭酸泉は、湯に二酸化炭素が溶け込んでいる温泉です。入浴すると、肌に細かな泡が付くことがあります。二酸化炭素は空気に触れると湯から抜けていくため、汲み上げた湯をそのまま使うことが、炭酸泉の持ち味を生かすことにつながります。長湯温泉が泉質とあわせて源泉かけ流しを打ち出しているのは、こうした性質とも関わっています。
浴場の掲示で湯の使い方を確かめる
温泉に出かけたら、脱衣所などに掲示されている泉質や利用方法の表示を読んでみてください。源泉かけ流しか循環式か、加水や加温をしているか。そうした点を確かめてから湯に浸かると、その温泉が湯をどう扱っているかが分かります。