モラエス忌の由来
モラエス忌は、徳島県徳島市のモラエス研究会が制定した記念日です。日付は7月1日。ポルトガルの文人ヴェンセスラウ・ジョゼ・デ・ソーザ・モラエスの命日で、モラエスは1929年のこの日、徳島で生涯を閉じました。
日本記念日協会の説明によると、命日の7月1日には、彼を偲び、その功績を讃える法要が毎年営まれてきました。中心となってきたのはモラエス翁顕彰会で、この会は現在、NPO法人モラエス会となっています。法要は90年もの長きにわたって続いています。
記念日には、この長年の営みを後世に伝えたいという制定者の思いが込められています。
「忌」という呼び名について
文学者や文人の命日は、名前に「忌」を付けて呼ばれることがあります。故人を偲び、その人が残した作品や足跡を振り返る日として、各地で句会や集いが開かれることもあります。
モラエス忌も、そうした文人の命日のひとつです。遠くポルトガルから来た文人を、最期の地となった徳島の人々が命日ごとに偲んできました。その積み重ねが、この記念日の土台になっています。
モラエスの文章を手に取る
近くの図書館で、モラエスの著作やその翻訳を探してみてください。徳島を訪れる機会があれば、地元の博物館や資料館にモラエスに関する展示があるかどうかを確かめてから足を運んでみてください。