住宅と人の健康を守る協会が制定
住育の日は、大阪府大阪市に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定した記念日です。協会が目指しているのは、住宅の健康と、そこに住む人の健康を守ること。業種を超えて専門家が集まり、研究活動などに取り組んでいます。
記念日の目的は、住宅について学ぶ「住育」の大切さを広く伝えることです。日付の理由は二つあります。一つは、10月が住宅月間であること。もう一つは、10と19を「住(10)育(19)」と読む語呂合わせです。この記念日は日本記念日協会にも認定されています。
住まいについて学ぶ「住育」
「住育」は、住まいについての知識を身につける教育を指す言葉です。
住まいは毎日長い時間を過ごす場所で、その状態は暮らす人の体調とも関わっています。たとえば換気が足りないと湿気がこもり、結露やカビが生じやすくなります。部屋ごとの温度差が大きいと、体に負担がかかることもあります。建材や家具から出る化学物質が、体調不良の原因になる場合があることも知られています。
一方で、住宅そのものにも手入れが必要です。湿気や汚れを放っておけば、建物の傷みは進んでいきます。住む人の健康と建物の健康は、互いにつながっているのです。住育は、こうした関係を知り、住まいとの付き合い方を考えるきっかけになります。
自宅の換気と結露を点検する
10月は、窓を閉めて過ごす日が少しずつ増えてくる時期です。住育の日には、自宅の換気口や換気扇がふさがっていないかを確かめてみてください。あわせて、窓まわりや押し入れの隅に結露やカビの跡がないかも見ておきます。気づいた箇所はメモに残し、冬の換気の習慣を見直すときに使います。