伝統工芸品の認定日にちなむ記念日
伊勢の神棚の日は、三重県伊勢市で神棚や神具を製造販売する株式会社宮忠が制定しました。日本記念日協会にも認定されています。
伊勢の神棚製造技術を、多くの人に知ってもらうことが目的です。伊勢の伝統工芸品の認知度を高め、伊勢の活性化につなげたいという思いが込められています。
日付は、1994(平成6)年10月19日にちなみます。この日、伊勢神宮の建築様式である「唯一神明造」を模した「伊勢の神殿」が、三重県指定伝統工芸品に認定されました。
神棚とはどんなものか
神棚は、家庭や事業所で神さまをおまつりするための棚です。神社でいただいたお札(神札)を納める宮形を棚の上に置き、榊や水、米、塩などを供えるのが一般的な形です。
宮形には、扉が一つのものや三つ並んだものなど、いくつかの形があります。多くは白木で作られ、屋根の上の千木や鰹木など、神社建築の特徴を小さく写しています。
唯一神明造は、伊勢神宮の正殿に用いられる様式です。装飾が少なく、直線的ですっきりとした姿をしています。神棚は、こうした神社建築の姿を家の中に置ける大きさで表した工芸品ともいえます。
神棚を整え、お札を見直す
自宅に神棚があれば、この日を機に棚の上のほこりを払い、供え物を新しくします。納めてあるお札の種類や、いつ受けたものかもあわせて確かめておきます。神棚がない場合は、宮形の写真や資料で屋根や扉のつくりを見比べ、唯一神明造の特徴を探してみます。