由来
江藤新平復権宣言の日は、佐賀県が制定した記念日です。江藤新平は現在の佐賀市鍋島町に生まれ、明治政府で初代の司法卿を務めました。明治日本の礎を築いたとされる一方で、「佐賀戦争」の責任を負わされ、非業の死を遂げたと言われています。
2024年は、江藤新平の没後150年にあたります。佐賀県はこれをきっかけに「江藤新平復権プロジェクト」を始めました。その功績に光を当て、「真の復権」を図るための取り組みです。記念日も、江藤新平をより多くの人に知ってもらうことを目的としています。
日付は、2024年2月1日に佐賀県知事と地元の高校生が「江藤新平復権宣言」を行ったことにちなんでいます。
初代司法卿として導入したもの
司法卿は、明治政府で司法をつかさどる役職の長です。日本記念日協会の説明によると、江藤新平はこの立場で「三権分立」「公平で民主的な裁判制度」「国民皆教育」などを導入しました。
三権分立は、国の権力を立法・行政・司法の3つに分ける考え方です。3つが互いに抑え合うことで、権力が一か所に集中するのを防ぎます。現在の日本の政治の仕組みにもつながる、基本的な考え方です。
国民皆教育は、身分などにかかわらず、すべての国民が教育を受けられるようにする考え方です。
江藤新平の功績を調べてみる
2月1日には、江藤新平について書かれた本や佐賀県が発信している情報を読んで、どのような制度づくりに関わったのかを調べてみてください。三権分立や裁判制度がいまの暮らしのどこに生きているかを考えながら読むと、明治の改革がぐっと身近に感じられます。