幕府による自由貿易の布告から
6月28日は貿易記念日です。1963年に通商産業省(現在の経済産業省)が制定し、毎年この日にあたります。
もとになったのは、1859年6月28日に江戸幕府が出した布告です。これによって、横浜・長崎・箱館の3つの港で自由貿易が認められました。この日は旧暦では5月28日にあたりますが、記念日は新暦の6月28日に定められています。
貿易とはどんな営みか
貿易とは、国と国との間で物やサービスを売り買いすることです。国外に売ることを輸出、国外から買うことを輸入といいます。
貿易があれば、自分の国では作りにくい物や手に入りにくい物も、ほかの国から得られます。反対に、自国で作った物を海外の人に届けることもできます。扱われる品物は、食料や燃料、衣類から、機械や部品まで幅広くあります。
ふだん使っている品物の多くも、貿易を通じて届いています。スーパーに並ぶ食品も家電も、身の回りの雑貨も、海外で作られた物や海外の原料を使った物が少なくありません。
身近な品物の原産国を確かめる
貿易記念日にちなんで、家にある品物の表示を見てみてください。食品パッケージの原産国や原料原産地の表示、衣類のタグ、家電の本体や箱の表記などに、作られた国が書かれています。いくつか書き出してみると、どの地域の品物が多いかが見えてきます。さらに気になったら、公的機関が公表している貿易の統計を開いて、どんな品物がどの国とやり取りされているかを調べてみてください。