映画の「未来の日」から生まれた記念日
この記念日を制定したのは、株式会社JEPLANです。同社は循環型社会を目指して、リサイクル技術の開発や、リサイクルの仕組みの提案に取り組んでいます。
日付は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に由来します。ごみを燃料にする車型のタイムマシン「デロリアン」が、作中でたどり着く未来が2015年10月21日です。JEPLANはこの10月21日を「ごみがごみでなくエネルギーに生まれ変わる日」とし、映画の題名に重ねた名称で記念日にしました。
第1回にあたる2015年の記念日には、映画会社のNBCユニバーサルと共同で走行イベントが開かれました。走らせたのは映画仕様のデロリアンです。燃料には、古着をリサイクル技術で糖化して作ったバイオエタノールが使われました。作中の「ごみを燃料にする車」という設定に、現実の技術で近づけた試みといえそうです。
ごみを資源に変えるリサイクル
リサイクルとは、使い終わった製品や素材を回収し、原料や資源として再び利用することです。溶かしたり砕いたりして同じ素材として使い直す方法もあれば、化学的に分解して別の原料に変える方法もあります。
古着から燃料ができるのは、この「別の原料に変える」仕組みによるものです。衣類のうち、綿のような植物由来の繊維には、分解すると糖になる成分が含まれています。その糖を発酵させると、エタノールができます。植物などの生物資源から作られるこうしたエタノールはバイオエタノールと呼ばれ、燃料として利用されています。
着なくなった服を回収に出す
クローゼットを見直して、着なくなった服を選び出してみます。住んでいる自治体の資源回収の日程や、近くの店舗に衣類の回収ボックスがあるかどうかを調べ、まとめて持ち込みます。