『山と食欲と私』から広がった記念日
山ごはんの日は、出版社の株式会社新潮社が制定しました。日本記念日協会の説明では、同社のwebコミックサイト「くらげバンチ」で連載されている『山と食欲と私』(作・信濃川日出雄)がヒットし、それをきっかけに、山の上で食べるご飯「山ごはん」が注目を集めているとされています。
制定の目的は、山ごはんのおいしさと楽しさをもっと多くの人に知ってもらい、実際に体験してもらうことです。日付の8月5日は、8と5で「やま(8)ごはん(5)」と読む語呂合わせから決まりました。
山の上で食べる「山ごはん」
山ごはんとは、登山やハイキングの途中や山頂で食べる食事のことです。家で握ったおにぎりやサンドイッチを持っていくこともあれば、小型のバーナーと鍋を背負って登り、その場で湯を沸かして麺やスープを作ることもあります。
山では荷物をできるだけ軽くしたいうえ、使える水も限られます。そこで、少ない道具と手順で作れる料理がいろいろと工夫されてきました。景色を眺めながら食べることや、仲間と分け合うことも、山ごはんの楽しみに数えられます。
ただし、山には火の使用が禁止されている場所もあります。また、食べ残しや包装などのごみは持ち帰るのが基本です。
低い山へ、おにぎりを持って
本格的な調理道具がなくても、山ごはんは始められます。おにぎりと水筒を用意して、近くの低い山や整備されたハイキングコースへ。見晴らしのよい場所で昼食をとります。出発前には、コースの所要時間と天気予報を確認しておきます。