「良いご縁」にちなんだ由来
日本巡礼文化の日は、滋賀県大津市に本拠を置く西国三十三所札所会が制定しました。
きっかけは、2018年に西国三十三所巡礼が草創1300年を迎えることでした。日本記念日協会の説明では、この巡礼路は日本最古とされています。その節目を機に、日本の巡礼文化への関心を高めてもらうことが目的です。
4月15日という日付は、巡礼が「良いご縁」をつなぐという考えに由来します。4と15を「良(4)い(1)ご(5)縁」と読む語呂合わせです。
巡礼という文化
巡礼とは、信仰の対象となる寺社や聖地を順に訪ね歩くことです。巡礼で訪れる寺院は「札所」と呼ばれ、それぞれに番号が付いています。参拝者は札所で手を合わせ、納経帳などに参拝の証を受けてから、次の札所へ向かいます。
昔は長い道のりを歩いて巡るものでした。今では鉄道や車を使ったり、何回かに分けて巡ったりする人もいます。目的も信仰だけとは限らず、各地の風景や歴史にふれる旅として出かける人もいます。道中で出会う人とのつながりも、巡礼の一面です。
近くの札所を一か所訪ねて
まずは制定者の公式サイトなどで、札所の場所を調べてみましょう。全部を巡る予定がなくても大丈夫です。近くの一か所に足を運び、本堂の前で静かに手を合わせます。