由来
5月27日は「百人一首の日」です。鎌倉時代の歌人・藤原定家が、この日に小倉百人一首を撰したと伝えられていることにちなんでいます。
定家は和歌の名手として知られ、歌を選ぶ目の確かさでも高く評価されてきた人物です。その定家の選んだ歌が一冊にまとめられたことを記念して、この日が百人一首の日とされています。
百人一首とは
百人一首は、100人の歌人の和歌を1首ずつ集めた歌集です。和歌は五・七・五・七・七の31音でできています。この短い形の中で、季節の移ろいや恋心、人生への思いなど、さまざまな題材が詠まれています。
のちに百人一首は、歌がるたとして広く遊ばれるようになりました。読み手が上の句から読み上げ、取り手は下の句が書かれた札を探して取ります。正月の遊びとして、家庭や学校で親しまれてきました。一首ずつ覚えるうちに、古い言葉づかいや昔の人の感じ方に自然と触れられるのも、百人一首の面白いところです。
一首を選んで声に出す
百人一首の本や解説を開いて、気になる歌を一首選んでみます。声に出して読みながら、五・七・五・七・七の区切りを指でたどります。それから現代語訳を確かめて、歌が詠まれた場面を思い浮かべてみます。