走査線の本数から生まれた日付
ハイビジョンの日は、郵政省(現在の総務省)などによって定められました。11月25日という日付は、ハイビジョンの走査線が1125本であることにちなんでいます。「1125」を「11月25日」と読むことで、技術上の数字がそのまま日付になりました。
ハイビジョンとは
ハイビジョンは、高精細なテレビ映像の方式を指す呼び名です。テレビの映像は、画面を細い横線に分けて描き出す仕組みで作られてきました。この横線が走査線です。
ハイビジョンは従来のテレビより走査線が多いぶん、細かな部分まで映し出せます。人の表情や風景の奥行き、文字の輪郭まで、くっきり表現できるのが特徴です。画面も従来より横長で、映画のように広がりのある映像になります。
「ハイビジョン」という呼び名は、高画質なテレビ放送や映像機器を表す言葉として広く使われています。
細かな映像を見比べてみる
この日は、自宅のテレビで風景や美術品を扱う番組を選んで、細部に目を向けてみます。木の葉の重なりや布の織り目など、画面の隅に映るものまでじっくり確かめてみてください。