由来
ワープロ記念日は、1978年9月26日に東芝が日本語ワードプロセッサーの第1号機を発表したことにちなむ記念日です。日本語の文章を機械で作る道具が登場した日として、この日付が記念日とされています。
日本語の文章には、ひらがな、カタカナ、漢字が混ざります。使う文字の種類が多いぶん、アルファベットを使う言語に比べて、機械で文章を作るのは難しいとされてきました。その日本語を扱える文書作成機が発表された日が、この記念日の由来です。
ワープロとはどんなものか
ワープロは「ワードプロセッサー」の略で、文章の入力、編集、印刷を行う機器です。キーボードで文字を打ち、画面で確かめながら直して、仕上がった文書を印刷できます。
日本語のワープロに欠かせないのが、入力した読みを漢字に変える「かな漢字変換」の仕組みです。打ち間違えても紙を書き直さずに済みますし、同じ文書を何度でも印刷できます。どちらも手書きにはない特長でした。
文書作成の機能は、のちにパソコンのソフトウェアとして広く使われるようになりました。「ワープロ」という言葉で、そうした文書作成ソフトを指すこともあります。
漢字変換の仕組みを意識してみる
ふだんパソコンやスマートフォンで日本語を打つとき、読みを入れて漢字を選ぶあの操作は、ワープロの時代から続く方法です。この日は文章を一つ打つあいだだけでも、変換候補の並び方や同音異義語の選び分けに目を向けてみてください。古い事務機器を展示している博物館が近くにあれば、実物の文書作成機を見に行くという方法もあります。